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【MARCH】文系でも大手メーカーから内定を獲得した方法を公開

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はいさいたまです。

この記事は文系学部出身で日経大手メーカーに就職したいという方に向けて書いています。

文系がメーカーで内定を取ることはできるのか

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”メーカー”と聞くと「理系が就職する」と漠然とイメージを描いてはいませんか??安心してください。そんなことは全くないです。僕自身MARCH出身で経済学部でしたが就職活動中に複数社から内定を頂くことが出来ました。

 

一般的に採用数は理系に劣りますがしっかり文系も採用しています。ちなみに募集要項では”事務系総合職”と書かれていることが多いです。この事務系総合職というのが文系学部出身者に開かれた「メーカー就職」への窓口なんです。

 

そして事務系総合職として採用されると入社後は会社にもよりますが基本的に以下のいづれかに配属されます。

営業職 営業企画 生産管理 マーケティング 商品企画 法務 人事 システム 物流 経理

 

 

文系がメーカーの内定を取るまでの一般的なスケジュール

ES&Webテスト→グループワークor集団面接→一次面接(個人→二次面接(個人→三次面接(個人)→最終面接(個人or集団)

実際に僕がメーカー中心に就職活動をしていたのですが、大体どこの企業も採用スケジュールが似た感じだったので一応「こんな感じで選考が進むんだ」と覚えておいて下さい。

 

実際に上記のスケジュールをこなしてみるとお分かり頂けるかと思いますが、かなりきついです笑。なんせ、10社くらい同時に上記の工程をこなしていくんですからね・・。僕は就活で体重が4キロ減りました。

 

メーカーは文系にとって厳しいことを知っておこう。

残念なことに事務系総合職採用の場合、その枠は10~50人が普通です。化学メーカーや食品メーカーならより一層採用倍率は跳ね上がります。2015年の明治の競争倍率2750倍を見れば就職活動の熾烈な戦いが想像できますね。

toyokeizai.net

 

一度会社説明会に行かれたら「これから自分が競わなければならない相手の人数」を見て絶句されるかもしれません笑

 

事実僕は森永乳業のサマーインターン説明会に入った時会場に500人いて、「うわーめっちゃ人おるわ~。」と思っていたところ、後にこの説明会が5日間行われていることを知りました。それも1日に複数回に分けて・・。

 

果たして何万人が選考に参加してサマーインターンに参加することが出来たのでしょうか。当時就活の準備を何もしていなかった僕は無論落ちましたが・・。

 

MARCHの文系がメーカーに就職するなら”事前対策”には人一倍力を入れよう。

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僕も倍率の高さにびくびくしていました。

 

けれど焦らずしっかりと事前対策をした結果本選考ではMARCHで文系学部出身の僕でも下記のうち複数社メーカーから内定を頂くことが出来ました。(身バレ防止のためどの企業から内定を得ているかは伏せさせていただきますm(__)m)

 

東レ 富士フイルム 住友化学 AGC 三井化学 東芝 パナソニック 三菱電気 新日鐵住金 Canon パナソニック

 

ちなみに、内定を頂いていない企業は最終面接前に辞退しています。(実際に就活をすると、高確率で最終面接前の意思確認を人事にされますよ!!なぜなら役員に会わしておいて学生が辞退すると、人事自信が上の人間から文句を言われてしまうからです。) 

 

こうしてみると、MARCH文系学生の就活としては割と成功した部類に入るのではないでしょうか・・?

 

そこで今回は文系学部の僕がメーカー就活で内定を獲得するために行ったことを余すことなく全て公開していきたいと思います。

 

文系でメーカー就職したいなら会社説明会は必ず行くべし。

会社説明会は人事の人がお話をするだけ」なんて勘違いしていませんか??僕も就活を始める前は「そんなの行かなくても会社ホームページ見とけばいいじゃん。」と考えていました。

 

しかーし!!少なくとも僕の場合「会社説明会に行ったことで内定を獲得した」と言っても過言ではありません。というのも会社説明会って、めちゃめちゃ得られるものが多いんですよ!!

会社説明会に行くメリット1 文系でも理解できるような事業内容の説明を聞ける。

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会社説明会では人事の方が文系でもぎりぎり理解できるレベルに話を噛み砕いて事業内容を説明してくれます。

 

理系の方で自分の専攻分野と事業内容がある程度重なっていれば、会社ホームページから自分で調べることはできるでしょうが、文系出身ではおそろ楽無理です。(試しに大手総合化学メーカーの三菱ケミカルの会社ホームページを見ててみてください。事業範囲が広すぎるだけでなく、事業内容一つ一つを取ってもほとんど理解できないかと思います笑)

 

なので、わざわざ自分で調べる手間を省くために会社説明会で分かりやすい説明を受けておきましょう。

 

会社説明会に行くメリット2 企業が欲しい人物像を見ることが出来る。

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また、企業によっては「文系向け会社説明会」が開かれることもあります。この場合プレゼンをする社員も文系学部出身で営業経験や生産管理経験を経て人事になった方がほとんどなので、文系社員として働くことのやりがいなどを質問することが出来ます。

 

そしてこの質問部分が超重要なんです。考えてみてください。なぜあなたの目の前にいる文系出身の人事の方は採用されたのでしょうか。

 

当然企業が欲しいと思ったからですよね。ということは、その「欲しい」と思われた人事の方の話の内容をメモするなりして覚えておき、面接で話すことが出来ればあなたの人物像と既に採用された人事の方の人間像は近似するはずです。

 

このひと手間を加えて面接をすると面接官から「この子うちにいそうだな」と思ってもらえるわけです。

 

なぜ僕がこのような発想に着地したかというと、あるメーカーの会社説明会にて人事の方に質問をしたときの話です。

 

僕は本選考前に会社説明会にて人事の方に「御社はどのような学生を採用するんですか??」とバカみたいな質問をしたときに人事の方が「うちの会社にいそうな同じような似てる雰囲気を持ってる人が結果的に多く集まってます。」と言われたことがあります。

 

このとき「ビビッ」と来たんです。じゃあ同じ様な雰囲気を持って面接に行けば選考は通りやすくなるのかな??てことは、会社説明会にいる人事が採用されたときに喋っていたこと、現在の会社に対する考えを取り入れればいいじゃん!と思い至った訳です。

 

これ以降僕は志望度が高い企業の会社説明会は必ず行き、人事の方の就活中に話したエピソードなどを事細かにメモをするようにしました。勿論そのままオウム返しで面接中に話すことはできないので、そのエピソードに似たような自分のエピソードを探したりしてノートにまとめたりするようにしました。

 

ESで書く内容、書いておくべき内容が見つかる。

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ESも同様です。会社説明会で実際に見聞きした情報をESに盛り込むことで量産型のテンプレートのようなES化を防ぐことが出来ます。

 

文系で自分と同じメーカーを目指す学生は全国で何万人もいるので他の学生がホームページを見て書けるような内容をESに盛り込んでも通過しません。特に志望理由はしっかりと企業に見られるので、力を入れて書く必要が出てきます。

 

なので量産型の内容を避けるためにも実際に自分が足を運んで知り得た情報を盛り込んでいきましょう。

 

また面接も基本的にESに沿って行われます。このとき、面接官の質問に対して自分が実際に「あなたの会社を受けるためにこんだけ動いてきたんだ!」という点をアピールすることが出来れば、志望度の高さを示すことが出来きますよね??

 

僕の場合、自分が会社説明会で聞いた内容と企業研究した内容をまとめたノートをわざとらしくカバンから取り出して面接官に見せたところその3次面接をパスしたことがあります。(面接後のフィードバックではノートを見たときに本当にうちに来たいんだなって思えたと言われました笑)

 

会社説明会参加者のみ参加できる限定イベントが内密に催されている。

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さてこの事実をご存知でしたか・・?僕はこのことを知った時日本の就活に闇を感じてゾッとしました笑。

 

しかし企業側から考えてみればある意味当然のことですよね。企業も内定を出せば必ず入社してくれそうな「志望度が高く見える」学生が欲しいんです。

 

だったら、会社説明会にわざわざ参加してくれている学生を他の学生と区別して限定イベントに招待し、そこから更に優秀な学生を引き抜いていった方が効率よく「志望度が高い優秀な学生」を獲得することが出来ます。

 

僕が参加した限定イベントは大抵グループワークや社員面談会という名目でがっちり選考が行われていました。そしてこのイベントで社員の方からマークされると別ルートでどんどん選考が進み、6月1日解禁と同時に最終面接にジャンプしそのまま内定という流れが大半です。

 

一方残された学生は地道に一次面接からコツコツと内定という山頂を目指していくわけですが、そもそも文系のメーカー就職には枠が狭すぎるのでこの時点でもう大きく出遅れてしまっているということはご理解頂けるかと思います。

 

文系でメーカー就職したいなら早いうちにWEBテスト対策をするべし

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先ほどもお話しましたが、文系に用意されているメーカーの事務系総合職採用の枠は非常に少ないです。化学系メーカーや食品系メーカーならその競争率は最たるもの。

 

ということはESを出す学生が全員面接に進めるわけないですよね??そんなことをしたら、面接官が何人いても足りません笑

 

つまり面接に進める人数すらエントリーの時点で限られてくるわけです。その学生の選別の時に使用されるのがWEBテストです。WEBテストと聞いて「うっ・・」と若干眉間にしわを寄せていませんか??笑

 

6割から8割得点できればまず落ちない。

一般的には企業のWEBテストは「SPI」という、どの会社でも共通して使いまわしができるテストを用いられることが多いです。

 

しかし企業によっては独自に用意しているWEBテストを実施するケースもあります。例えば業界は大きく異なりますが化粧品メーカーの資生堂では独自のWEBテストを採用しています。

 

なので、事前に自分が行きたい企業がどのようなテストを実施しているのか調べて対策をしておきましょう。

 

また僕の体感ですが、大抵6割から8割解けていればWEBテストで落とされることはありませんでした。中にはWEBテストがもはやIQテスト状態でさっぱり解けないこともありましたが、そういう企業の場合「解ける問題を確実に解く」だけで面接に進むことが出来たりしました。

 

なので、全ての問題を解き切るのではなく「出来る問題を確実に解き、できそうな問題を数問解く」くらいで大丈夫です。

 

WEBテストで性格診断を適当にやってはいけない

WEBテストと言うとついつい問題を解くことばかりに意識が集中しがちですが「性格診断」を適当にやってはいけません。

 

ほとんどの企業でWebテストと同時に性格診断テストを実施しています。そしてその診断結果は面接時に面接官の机の上に置かれ面接が行われます。

 

これは友達の実体験なのですが、ある企業の面接で面接終了後に「Webテストの性格診断と面接の印象にズレがないようで安心しました。」と言われたそうです。

 

裏を返せば性格診断と面接時の印象にズレがあれば「面接で落ちる可能性があった」ということですよね。なので、性格診断テストで自分を良く見せようと回答を偽っても面接時にばれてしまうと一巻の終わりです。くれぐれも嘘をつかないように正直に回答しましょう。

 

文系でメーカー就職するなら自己分析のやり方を工夫しよう。

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さてここまで、会社説明会に行く重要性と早いうちにWebテスト対策をすることの重要性について書いてきました。

 

そしてここからが超重要です。就活で誰もが行う自己分析についてです。

多くの就活サイトでは「自己分析を行って、自分の行きたい企業ややりたいことを見つけよう」といった内容が書かれているかと思います。

 

しかし時間的に限られた中でそんな流暢なことをしている暇はありません。特に3月から就活を本格的に初めてメーカー就職を目指すなら尚更です。

 

ズバリ自身が志望する企業の面接を突破するための自己分析をしていきましょう。(まだ行きたいメーカーが見つかっていない場合は早めに探しておきましょう。)

 

自己分析をやるときのポイント1 質問を想定して自己分析しよう。

なぜこのような自己分析のやり方をおすすめするかというと、文系学生の場合多くの方が面接時に面接官から「なぜ〇〇学部なのにうちの企業を志望したの??」と聞かれるからです。

 

実際に僕もほとんどの企業で同じ質問を聞かれましたし、メーカー中心に就活をしていた友人も然りでした。

 

こういった質問に対して自己分析をやった後に改めて考え直すと迷走するケースが多々あります。でしたら予め自分が行きたいと思う企業の面接官が納得できるような自己分析のやり方をしたほうが合理的ですよね。

 

例えば僕が新日鐵住金の面接を受けたときは「経済学部なのに鉄鋼メーカーを受けるのはなぜ??」と必ず面接時に聞かれると想定できました。そこで幼少期から大学生時代に至るまでの実際の自分の経験談から、

  1. メーカーに行きたい理由
  2. その中でも鉄鋼メーカーである理由
  3. 鉄鋼メーカーの中でもなぜ新日鐵なのか
  4. 新日鐵で何をしたいのか
  5. 経済学部で学んだことをどう生かせるか

ということを語れるように自己分析しておきました。案の定面接時には上記のような質問がされましたが、しっかりと対策をしていたので自分の言葉で回答することができています。

 

結果一次面接もパスし、順当に最終面接前までこぎつけることができました(その後は就活スケジュール上他社とダブったので辞退してしまいましたが・・笑)

 

こんな感じに、自分が受ける企業の面接で聞かれそうな質問を想定し、その質問に答えるためにはどうすればよいのか??と考えながら自己分析するのがおすすめです。

 

間違っても、自己分析と言いながら「自分とは何なのか・・?」「自分は人生で何をなすべきなのか・・」なんて哲学的思考に陥らないでくださいね笑 

 

そんなの日々暮らす中で考えればいいんです。就活では必要ありません。

 

自己分析をやるときのポイント2 自己分析の時に想定できる質問はESにヒントがある

次は先ほどお話した面接で聞かれそうな質問についてです。面接で聞かれる質問とは一体どのようなものがあると思いますか??

 

答えは”ほぼ”全てESにあります。面接は基本的にESに書いた内容に沿って行われます。そして、ESに書いた内容について面接官から質問をされそれに対して回答すると、更に深く質問を重ねられるという感じです。

 

そのためESで聞かれている内容はしっかりと推敲を重ねて書くことは当然ですが、その際に「自分が書いた内容のどの部分が面接官から質問されそうか」ということを改めて考えてみてください。

 

僕の場合大学の先輩から「5回なぜ??と自問して答えられれば大丈夫」とアドバイスを受け、ESの各内容それぞれに5回自問してその答えをノートにまとめたりしていました。こうすることで、面接対策になるだけでなく自分の頭の中の整理にもつながります。

 

自己分析をやるときのポイント3 性格的一貫性を意識して。

面接を突破するための自己分析をご紹介しましたが、大切なことはもう一つあります。それは自分の自己分析に「性格的一貫性を持たせることです。」

 

例えば自己分析をした内容を基に面接時に「自分は一つの事をやり遂げることが得意です!」と言いながら、「高校時代にバスケ部を辞め、次はサッカー部に入り最後までやり遂げました!」などと言っていたら、「嘘をついてるのか・・?」と疑われてしまいますよね。

 

これは大げさな例えでしたが、実際に自分の話から伝わる性格にブレがあると簡単に見抜かれてしまいますので、気を付けましょう。

 

個人的におススメなのは自分が自己分析した結果を友人に見せて違和感が無いか確認してもらうことです。客観的に見てもらうと変な点は案外簡単に見つかるのでおすすめです。

 

文系でメーカー就職するなら業界分析と企業分析は必須。

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業界と企業両方について調べておくと自分の志望度がハッキリするだけでなく面接で面接官から鋭い質問を投げられてもスパっと答えることが出来ます。

 

他の学生も勿論この作業をしてくると思いますが、これから紹介するポイントを意識して「他の学生との差異化」を図りましょう! 

業界分析、企業分析のポイント1 取引先は誰なのか押さえよう

BtoB、BtoCという言葉を既にご存知かもしれませんがメーカー就職を目指す以上、「自分の志望する企業が誰を相手に取引しているのか」ということを一度よく考えてみてください。

 

メーカーと一言で片付けても非常に多くの企業があります。例えば自動車産業を見てみましょう。自動車を一台作るとしたら、まず原料です。自動車のボディはほとんどが鉄でできていますがその鉄は新日鐵住金などの鉄鋼メーカーが輸入したり国産品を使用し加工しています。そしてその鉄を今度は自動車会社が成型し自動車の原型を作ります。加えて自動車ガラスはAGCなどのガラスメーカーが製造し、タイヤなどのゴム製品は違う会社が製造し、ボディプリントがあればプリント会社が加工し・・・など一つの製品を作るのに多くの会社が分業しています。

 

このような状況の中で例えば鉄鋼メーカーに行きたいと思ったとき、仕事の取引相手は「法人」であることが多くなるでしょう。このことを知らずに面接で「一般のお客様と関わる仕事がしたいです!」なんて言ったらそれこそ一巻の終わりです。

 

志望度が高くても「何も調べていない志望度が低い学生」というレッテルを貼られてしまう可能性大です。

 

業界分析、企業分析のポイント2 競合他社との違いを押さえよう

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また、「自分の受けたい企業が他社とどのように違うのか」という点も念入りに下調べすることが肝心です。

 

例えばメーカーではありませんが仮にKDDIの面接を受けるのにソフトバンクやドコモとの違いを面接で聞かれて何も答えることが出来なかったら面接官もびっくりですよね。

 

ただし、化学メーカーなどの場合文系学生では製品の違いなどはなかなか理解できないかもしれません。なので上述した会社説明会に必ず足を運び自分の分からない点をしっかりと解決しておきましょう。 

 

個人的におすすめなのは業界地図という日系が出版している書籍です。この本のいいところは業界の縮図が分かりやすくまとめてあるだけでなく企業ごとの売り上げや経営状態なども詳しく書いてあります。加えて業界全体の動向なども記載されているので併せてチェックしておきましょう。

 

業界分析、企業分析のポイント3 どんな職種に就きたいか明確にしておこう。

ポイント1ポイント2である程度自分が受けたい企業のことが分かったかと思います。

 

次にやる作業は「その企業の中でどんな仕事があるのか、あなたはどんな職種に就きたいのか、考えること」です。

 

というのも僕の体験談なのですが面接時に「あなたはこの会社でどんな仕事をしたいですか??」としょっちゅう聞かれたからです。これはメーカー・金融・コンサル問わずおそらくどこの会社の面接に行っても聞かれる質問だと思います。

 

面接官はこのような質問をすることで「本当にこの会社で働くことをイメージできているのか」という就活生の志望度の高さを図っています。なのでしっかりと回答できるようにしておきましょう

 

特にメーカーの場合事務系総合職の中で何をしたいのかという点は非常に重要になってきます。なぜならこの質問を考えることがまたまた企業分析に繋がっているんです。

 

例えば東レで営業をしたいと考えたとしましょう。東レは昔から繊維会社の大手として成長してきており、現在は水処理幕など繊維以外の事業領域にも手を伸ばしています。そんな中、営業をやりたいと言っても「何を扱いたいと考えているのか」という点を説明しなければいけません。

 

また、企業によって若手からバリバリ取引先を任せてもらえる会社もあれば、新人のうちはあまり仕事が振られないという企業もあります。要するにそれぞれの企業文化が違うわけです。

 

なので、自分が受けたい企業で「何をしたいのか」、そのやりたいことをする上でその企業の「企業文化はどうなのか」という点をしっかりと押さえておきましょう。

 

これらが言えれば、「他社ではなく弊社を志望した理由は??」と面接で質問されたときに簡単に答えることが出来ますよね。

 

文系でメーカー就職するなら面接対策は念入りに!!

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さてここまで、文系がメーカーに就職するための自己分析&企業分析、業界分析をお伝えしてきましたが、最後は面接対策です。

 

就活では面接を制する者が就活を制すると言っても過言ではありません。

 

しかし多くの就活生は自己分析や企業分析などの机でやる作業に時間をかけるあまり、人と話す面接練習を疎かにしてしまうことが多いです。サマーインターン時の僕もまさにそうでした。面接練習をしていなかったので面接官の前で頭が真っ白なんてこともザラです。

 

面接対策のポイント1 自己分析と企業分析をした内容はスラスラ言えるようにしておこう

当然のことですが自己分析の内容や、自分で時間をかけて調べた企業分析の内容などは何度も読み返してスラスラ話せるようにしておきましょう。こうすることで、いざ面接官から質問を投げかけられたときにスパっと回答することが出来れば絶好のアピールチャンスとなります。

 

逆に「話す」練習をしていないとせっかく自分の志望度をアピールするチャンスが巡ってきても面接官の前でうまく伝えられなかったなんてことになりかねません。

 

面接対策のポイント2 本番を想定して鏡の前で喋ってみよう。

普段から「笑顔が少ない」「表情が硬い」と言われる人は要注意です。人は目で見る情報を重要視するなんて言われたりもしますよね。いくらすばらしい話をあなたができたとしても顔が無表情だと話がスッと入ってこないなんてことになり兼ねません。

 

かく言う僕も面接練習で大学の教務課に行ったとき常に「表情が暗い、もっと明るく!」と言われ続けました。

 

けれど、明るい表情の練習をしても逆に不自然な顔になってしまいうまくいかないんですよね。そこでおすすめなのが「ジェスチャーをつける」ことです。

 

身振り手振り交えて面接官に話をすれば多少表情が暗くても「なんとか話しを伝えようとしている姿勢」が相手に伝わります。考えてみれば、椅子にびたっと張り付いて喋ってる学生よりもジェスチャーがある学生の方が話を聞いてあげようと思えてきますよね。 

面接対策のポイント3 普段喋るスピードより遅く、普段喋る声より大きく。

面接となると誰でも緊張するはずです。そのせいでついつい話すスピードが倍速になり、挙句の果てにはカミカミ・・。なんて経験はありませんか??

 

そこで面接練習をするときはめちゃめちゃゆっくり喋ることを意識しましょう。それと同時に声のボリュームを普段より一段上げることもできれば尚更良いです。

 

「遅く、大きく」を意識するだけで、自分の話は格段と相手に伝わりやすくなりますし何より話している自分の頭の中がオーバーヒートすることを防ぐことが出来ます。こうすることで次から次に質問が飛んできても落ち着いて対処していくことができます。

 

面接対策のポイント4 常に簡潔に話すことを意識しよう。

面接官

「それでは簡潔に自己紹介をしてください」

学生

「はじめまして。〇〇大学の△×です。僕は大学の〇〇ゼミに所属して学生時代はアルバイトやサークル活動に力を入れてきました。サークル活動ではサークル長としてメンバーを統率してきただけでなく様々な企画を運営計画してきました。趣味は○○で・・・特技は・・御社の志望理由は・・・・・・・・」

 

こんな感じで面接官の質問に対して自分が話したい情報を盛り込みすぎるのはNGです。もちろん面接官から「もっと詳しく教えてください」など詳細に教えてくださいという旨の言葉を受けたら長めに詳しく話す必要はあります。

 

けれど面接はあくまで言葉のキャッチボールです。相手がスローボールを投げてきているのにあなたが情報量モリモリの剛速球を投げ返す必要はありません。あくまで簡潔に答えればいいんです。

 

例えば、あなたが学生時代にサッカー部の部長として廃部寸前の部を立て直し県大会に出場したという素晴らしい経歴があるとしましょう。

 

その場合の話し方はこんな感じです。

 

面接官「学生時代に力を入れたことは何ですか?」

あなた「サッカー部の活動です。」

 

これだけでいいんです。「えっ簡潔過ぎない?」と思われたかと思いますが本当にこれだけでいいんです。こうすることで面接官は更に質問をしてくれますよね??例えば、

「具体的に教えてください。」や「詳しく聞かせてください。」なんて聞かれると思います。そしたら、本題に入り詳しく話を展開していけばいいんです。

 

その際も情報を全部詰め込みすぎずあくまで簡潔にポンポン話していくことを意識しましょう。僕の面接の肌感ですが、会話のキャッチボールがうまくいっている面接は大抵受かります。逆にどっちかが一方的に話している面接だとほぼ落ちます。要するにちゃんと会話が成立し、ある程度盛り上がれば合格できる。それが面接なんです。

 

まとめ:文系でもしっかり対策すればメーカーから内定は取れます!

いかがでしたか??文系の僕がメーカーから内定を取るために行ったことはこれで全てです。少々分量が多くなりましたが、一つずつ実践すれば誰でもこなせる内容だと思います。

 

逆に「面倒くさいな・・」と思い、対策を怠ると就活本番で痛い目を見ることになります。かつてのインターン前の僕もまさにそうでした。

 

皆さんは是非この記事を参考にかつての僕の二の舞を踏まないようにしてください。

 

では!

 

ライター:さいたま