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【応用性抜群】暗記が苦手な人に紹介する短時間大量暗記のコツ

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はい、さいたまです。

今回は【暗記が苦手】な人向けの応用性抜群暗記のテクニックを書いていきたいと思います。ちなみに僕の実績を簡単にまとめると、以下のようになります。

 

大学受験時代センター試験

日本史100点 

倫理政経100点(今は倫理政経という科目はあるのでしょうか・・?)

英語200点(リスニング48点)

現在

宅地建物取引士は2カ月ちょいで合格

証券外務員一種試験は、1日で合格

 

 

 

こうして見ると、センター試験から宅建などの資格試験も暗記系に部類される勉強は得意であることがご理解頂けるかと思います。

 

「自慢かよ‼」と言われてしまいそうですが、私の実績自体は特に重要ではありません。肝心なのは今日紹介する暗記方法をマスターすれば「誰でも暗記力が格段に上がる」ということです。

 

是非私が実践している暗記方法をマスターして下さい。どんな勉強にも応用できるので効果抜群ですよ。

 

暗記が苦手は錯覚。暗記のやり方さえ覚えれば誰でも短時間で大量暗記ができる。

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きっとこの記事を読んでいる方は”暗記”に対して苦手意識を抱いているのではないでしょうか??しかし安心してください。暗記が苦手というのはあくまで錯覚です。

 

というのも、僕自身高校1年生まで暗記科目がめちゃめちゃ苦手だったんです。「覚えても覚えてもすぐに忘れ、同じページを何度も読み直す」なんて日々を過ごしていました。

 

挙句の果てには、「自分はなんでこんなに記憶力が低いんだろう。本当にバカなのか!!?」と疑念を抱くまでに・・・。そこで、一度手をとめ「なぜここまで覚えるのが苦手なのか」という点について自分の暗記方法を分析してみたんです。

 

書いて覚えるのは効率が悪い。

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当時の僕は何でもかんでも覚えたいことをノートにまとめて、改めて暗記をし直すという極めて効率が悪いことをしていました。

 

例えば日本史の内容を覚えるなら朝から晩までまとめノートを作り、翌日にまとめノートを読み直すなんてことをしていました。

 

読んだら読みっぱなし。覚える作業をしなかった。

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しかし流石に大学受験科目は「5教科7科目」と多いので、全てをノートにまとめて暗記するには時間的に無理がありました。

 

なので今度は教科書をまとめるのではなく、ひたすら読み込むという作業を試してみたんです。けれど今度は教科書をじっくり読みすぎて全然次のページに進めないし、ある程度読み終えたころにはすっかり疲れてしまいそのままその日の勉強を終えてしまうというありさまだったんです。

 

すると一度読んだページをしばらくしてから見直してみると、綺麗さっぱり内容を忘れていたんです。ここで僕は読むだけでは「暗記」するのに十分でないということに気が付きました。

 

ちなみに読むだけの暗記方法は勿論のこと、「聞くだけ」の暗記方法もほとんど効果はありません。英語のリスニング勉強なら話は別ですが、日本史の教科書を朗読してくれる参考書をかつて試したところほとんど効果はありませんでした。

 

暗記の苦手意識を克服してくれたのは高校の友人だった。

こんな感じで僕の暗記方法はどれをとっても効率が悪いだけでなく、中には全く使えない勉強方法ばかりでした。これじゃ点数が伸びない訳ですよね・・笑

 

しかしある時を境に僕の暗記力は一気に上がったんです。そのきっかけは高校時代の同じクラスの友人でした。

 

彼は現役で名古屋大学の法学部に合格したのですが、何が凄いのかと言うと学校のテストで「日本史と英語」が常に満点だったんです。外部模試を受けても日本史と英語は常に偏差値70越えだったので、彼の実力は本物だと僕は確信しました。

 

そこで僕は友人から「暗記にまつわるノウハウ」を全て聞き出し、実践するようにしたんです。すると、数か月後には日本史・倫理政経・英語のような暗記科目が苦手科目から超得意科目に変貌してました。

暗記系の勉強方法のコツ1 最初に全体像を把握すること。

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高校時代の日本史のテストの話.

試験1か月前から勉強を始めた僕は今度こそ試験で90点以上取ろうと意気込み、毎日必死にお寺や人物の名前を覚えることに力を入れていました。

ある程度知識が増えた僕は少し調子に乗り、暗記の達人のA君に「よおA〇〇って知ってる??」「××って知ってる??」と自分の知識をひけらかし、日本史の問題を出しまくりました。

けれど学年トップのA君は試験1か月前なのに1問も答えられなかったんです。僕は「今回はAにも勝てるかもしれない!!」と意気揚々とその後も単語の暗記に力を入れました。

しかし試験が終わってみると形勢は逆転。A君はやはりテストで100点。一方の僕は75点となんとも言えない渋い点数でした。

どうもこの結果が腑に落ちない僕はA君に「どうやって100点取ったの??どうやって暗記をしたの??」と問い詰めると、A君は次のように答えたんです。

 

「試験1週間前まで教科書を読み込んで物語の全体像をざっくりと把握して覚えただけだよ。細かい知識は残り1週間で詰め込んだ。」

 

この話から暗記をする上で大切なことがお分かり頂けたかと思います。

 

暗記をするのに大切なことはまず最初に「覚えたい内容の大筋・全体像をざっくり把握して覚えること」なんです。

 

というのも、「木を見て森を見ず」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。この言葉には「細部ばかりに固執していると、肝心な全体をいつまでたっても把握できない」という意味があります。

 

暗記でもまさにこのことが言えます。暗記を始めたときに一番最初にやらなければいけないことは単語を覚えることでも、細かい知識を覚えることでもありません。全体の流れ、大筋を把握することなんです。

 

逆にこの「全体の流れ、パターンを把握して覚える」ことさえ出来てしまえば、細かい知識は後から詰め込むだけなので時間の問題です。

 

イメージとしては覚えるための箱を先に形成して、後から細かい知識をその箱の中にボンボン詰め込む感じです。

 

けれどいざ実践しようと思っても「全体の流れ・大筋を把握して覚えることが苦手」という方も多いと思います。事実僕も昔はこの作業が苦手でした。しかしコツさえつかんでしまえば後は練習するだけで誰でも習得できる技術です。

 

ではここから「全体の流れ、パターンを把握して覚える方法」を詳しく紹介していきたいと思います。 

 

暗記対象にストーリー性がある場合

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まずは覚えたい内容にある程度の「ストーリー性」がある場合です。例えば日本史・世界史・プレゼン内容の資料などが当てはまります。

 

こういった「ストーリー性」がある対象を暗記するときのコツは「話の中で印象に残る点を自分で探し、時系列に沿って覚えること」です。これだけで物語の大筋をざっくり覚えることが出来ます。

 

 

例えば「桃太郎」を例に取って考えてみましょう。おそらく誰でも桃太郎のストーリーを話すことはできると思いますが、僕が桃太郎の話を要約するとこんな感じになります。

 

おばあさんが桃を拾って、切ってみたら子供が入ってて、その子供が3匹の獣を引き連れて鬼ヶ島を蹂躙(じゅうりん)する話。

 

めちゃめちゃざっくり話すと、これだけの話ですよね??

 

そして、「3匹の獣を引き連れて」という部分をもっと詳しく話すと「きび団子をエサにして犬猿鳥を仲間にした。」と付け加えることが出来ます。けれど、きび団子をエサにしたかどうか、どんな動物を仲間にしたのかは具体的な部分になるので後から覚えればいいことです。

 

肝心なのは桃太郎の中で印象に残る点。つまり、「桃が川から流れてきたこと」「切ったら男の子がいたこと」「その子供が鬼を退治に行ったこと」の3点だけです。

 

これさえ覚えてしまえば桃太郎の大筋を覚えたも同然です。逆に「おじいさんが山へ芝刈りに入った話」や「鬼退治に行こうと思った背景」、「きび団子をあげた」などは全て話を具体的に脚色するための道具にすぎません。

 

こんな感じで物語の中にある印象に残る点を自分で探し、何が何でもその印象に残った点を時系列に沿って覚えてしまうことが物語の大筋を掴むコツです。これさえできれば暗記の一番大切なポイントはマスターしたようなものです。

 

ちなみにこの「時系列に沿って」という点には気を付けてくださいね。先の例で言いますと、桃太郎の話で「鬼退治に行ったら桃があり切ってみたら子供が入ってた」と要点の順番をぐちゃぐちゃに覚えてしまうと、何が何だか意味不明な話になってしまいます。

 

なので、印象に残る点を「物語の進行に沿って=時系列に沿って覚える」という点には気を付けてください。

暗記対象にストーリー性が無い場合

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次は覚えたい内容に「ストーリー性が無い」場合です。英語や資格試験の勉強などはこちらに当てはまると思います。

 

こういった「ストーリー性が無い」内容の全体の流れ・大筋を覚えるときのコツは大きく分けて2つあります。

 

1覚えたい内容からパターン・法則性を見つける。

例えば簿記です(只今絶賛勉強中です笑)簿記は一見覚える内容がバラバラで習得するのが難しそうですが、そこには仕分けという一定のパターンがあります。

 

具体的に話すと、例えば資産が増加したら借り方に記入し、負債が増加したら貸し方に記入し・・といった具合です。このようなパターンを基に200ページくらいの厚みの参考書を読み進めていくと、細かい知識を一気に習得することが出来ます。

 

高校数学にも当てはまります。大学受験の数学は問題の程度の差はあれど、ある程度の解法パターンがありますよね??その解法パターンを集めたのが黄色チャートであったり青チャートなどのようないわゆるチャート本です。

 

誰でも一度は使用したことがあると思いますが、このチャート本の「解法パターンをマスターする=数学の大筋を理解する」と大抵の数学問題は解くことが出来ます。なぜなら基礎問題はもちろんのこと、応用問題も「いくつかの解法パターンを組み合わせた問題」だからです。

2覚えたい内容の根底にある基礎を習得する。

この基礎を習得するという作業は「ストーリー性が無い」対象を暗記する上で絶大な効果を発揮します。

 

例えば大学受験の英語などです。大学受験の英語は(2019年現在)読み書きができれば大抵の試験をパスすることが出来ます。

 

そして大学受験の英語で重要なのは基礎を習得することです。文章を大量に読むことももちろん大切ですが、まずは基礎固めをすることです。

 

具体的には文法と単語です。文法の参考書を一冊マスターして、自分で選んだ単語帳を完璧にしておけば大体の入試問題の英語は読めるようになります。

 

そして後は「ただ読める」という状態から「早く大量に読める」という状態に持っていくために多読の練習をすればいいわけです。

 

この話は先ほど紹介した数学にも当てはまりますね。数学も「解法パターン=基礎」を習得しておけば、応用問題にも太刀打ちすることが出来るようになってきます。そしてこの基礎知識を多く持っていればいるほど、新しい初見の問題も解放できる可能性がグググッと高まるわけです。 

全体の流れ・パターンを暗記する時のポイントは、一気にやること

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さてここまで「ストーリー性がある場合」と「ストーリー性が無い場合」の全体の流れパターンを暗記することの重要性を説明してきましたが、これら「全体の流れ・パターンを覚えるとき」には1つ重要なポイントがあります。

 

それは「一気に覚えてしまうこと」です。例えば日本史なら平安時代を1日で簡潔させてしまったり、高校英語なら文法を2週間以内にマスターする。といった具合です。

 

というのも、こういった全体像・パターンはダラダラ時間をかければ良いという訳ではなく、短時間で覚えてしまった方が後の学習効率が高まるんです。

 

みなさんはエピングハウスの忘却曲線の話はご存知でしょうか。この話を要約して説明すると「人間は覚えても数時間したら半分以上忘れているので、学習効果を高めたいなら、忘れたタイミングで復習するべし。そして忘れる&思い出すという一連のサイクルの期間が短くなればなるほど記憶に定着する」という内容です。

 

つまりいくら全体の流れ・パターンを把握して覚えても数時間後・数日後になってみると、大半の内容は忘れちゃっているということなんです。これってかなり勿体ないですよね。時間の無駄とはまさにこのことです。

 

なので、せっかく勉強した内容を忘れないようにするためにもまずは数日・数週間で集中的に全体像・パターンを一気に頭に叩き込んじゃいましょう。数学なら二次関数から三次関数の解法パターンを1週間から2週間で一気に覚えるといった具合です。

 

そしてここで「ガッと覚えることに成功する」と、その後の細かい知識を暗記する際に常にその全体像・パターンという知識の暗記のためのフレームを使うのでより身に付いていくという「暗記のための好循環」が生まてくるんです。

暗記系の勉強法のコツ2 次に細部を暗記をする。

「物語のストーリーor解法パターン」などの「大筋」を覚えてしまった後は、細部の知識を暗記する段階です。大筋を覚えるのはあくまで細かい知識を覚えるための準備ですので、しっかり単語等「細かい知識」も覚えていかなければいけません。

数値を暗記する場合

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数値を暗記する場面は度々見られます。例えば宅建ではその他の法令等で細かい似たような数字を大量に覚えなければいけませんし、大学受験の地理や地学でも高さや年代等覚えなけれないけない数字は沢山ありますよね。

 

そこで数値を暗記するときのコツを3つご紹介します。

数値を暗記するコツ1 語呂合わせで覚える。

語呂合わせは僕自身結構使う暗記方法の1つです。僕が宅建を2カ月ちょっとの超短期間で合格できたのも「語呂合わせ」をふんだんに使ったからだと思います。

 

例えば8989383839292927という一連の数字を覚えるときにもそのまま無理やり覚えるのは難しいですよね。

 

けれどここで語呂を考えて、例えば「ホクホクのサバ38匹サンキュー!肉29個と交換しない??ジーナさん!」と覚えてみればどうでしょうか。

数字の羅列を覚えるよりも、この語呂の文章を1つ覚える方が暗記するのは簡単かと思います。

 

こんな感じで、一見覚えるのが難しい数字でも語呂合わせを使うと簡単に覚えることが出来ます。ちなみに語呂を作りまくっていると次第にどんな数字からでも語呂が作れるようになってきますよ。

数値を暗記するコツ2 リズムに合わせて覚える。

語呂の次におすすめするのが音とリズムに合わせて覚える方法です。語呂がどうしても思いつかないときはリズムで覚えてしまうのもおすすめです。

 

例えば44192という数字を覚えるときに、目で見て覚えるのではなく「よんよにちきゅうに!」「よんよんいちきゅうに!」と声に出しながらリズミカルに発生していると次第に音が耳に残り暗記することができます。

 

ただし一度にいくつもの数字をリズムで覚えると音が頭の中で混ざってしまい思い出すのが難しくなってしまうので注意です。

 

数値を暗記するコツ3 表にまとめて覚える。

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最後に紹介する方法は表にまとめて覚える方法です。こちらの画像は借地借家法の説明を例にした画像ですが、このように簡易的な画像を用いることによって必要な情報を簡単に暗記することができます。

 

例えば上の画像の情報を文字にすると、民法の場合20年より短い期間で契約を結ぶ場合その契約は有効となる。しかし、20年以上の契約を結んだ場合契約期間は20年に短縮される。となります。なんだかごちゃごちゃしていて覚えにくいですよね。

 

けれど画像のように図や表を用いて必要な情報・数値を整理することで簡単に覚えることが出来ます。それに試験本番の緊張で頭が真っ白になってしまった場合、文字と数値の羅列をそのまま思い出すのは中々困難だと思います。けれど図や表ならパパっと書いて簡単に思い出すことが出来ますよね??

 

なので、一度整理したい数値があったら表・図を活用して暗記することをおすすめします。

 

単語を暗記するときのコツ

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数値の次は単語です。日本史とかだと、早稲田のような私大の入試問題で難解な人物名などを書かせるケースがあります。

 

こういった文字・単語を覚えるときのコツは「反復して何度も見る」、そして「実際に手を動かして書く練習をする」です。

 

基本的に暗記作業は読むことがメインですが、単語だけは例外です。難解な漢字や、英単語などはやはり実際に手を動かして覚えるのが一番手っ取り早いです。

 

なので、少し面倒ですが「文字」の単語を覚えるときは紙とペンを用意して実際に何度か書いてみることをおすすめします。

 

暗記系の勉強法のコツ3 ”忘れる時間”を確保する。

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暗記の三番目のコツは「忘れる時間を確保すること」です。受験生や資格試験の勉強を必死にやっている人からは「ふざけるなっ!!」と怒られちゃいそうですが、「忘れる時間を確保できていない人」は暗記するのが下手な人です。

 

というのも、あなたの周りにも「一日中勉強しているけれど、なかなか成績が伸びない人」っていませんか??彼らは勉強をやることに必死なあまり、「学習した内容がどうやって定着するのか」という点に意識を向けられていないんです。かつての僕もそうでした。朝から晩まで勉強してもなかなか成績が伸びないということがありました。

 

けれどこの「忘れる時間を確保する」ことで暗記力は飛躍的に高まるようになったんです。具体的な方法ですが忘れる時間は勉強以外のことをして忘れてください。

 

スマホをいじるでもいいですし、外に買い物に行くでもいいです。とにかく勉強以外のことをして忘れるようにしてください。

 

というのも、勉強した内容を忘れるために時間を確保しているのにまた勉強して情報を詰め込むと下記に紹介する思い出す作業量が倍増してしまい、結果的に勉強の習慣が途切れかねないんです。

 

なので「忘れる時間」は休憩時間だと思って、思いっきりリフレッシュしてください。

暗記系の勉強法のコツ4 暗記は思い出す学習が重要

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「忘れる時間を確保する」と当然ですが、覚えていた内容は忘れます。当たり前ですよね笑 しかし、忘れたままにしては本当に覚えた内容が記憶の彼方へ飛んで行ってしまいます。

 

そこで重要なのが「思い出す訓練」です。この思い出す訓練を忘れる時間を確保することとセットで行うことで記憶力が飛躍的に高まるんです。

 

先ほどもエピングハウスの忘却曲線のお話をしましたが、人間は忘れる生き物です。けれど記憶力が人間に備わっているのは、何度も何度も「忘れて思い出す」という作業を繰り返してきたからですよね??

 

ということは意図的に忘れる時間を設けて、その後に思い出すという作業を短時間の間に反復できれば覚えたい内容を一気に覚えることが出来ますよね。

 

思い出す学習のやり方1 問題集を使ってアウトプットをする。

思い出す学習1つ目のやり方は至ってシンプル。その日覚えた範囲の問題集を解きましょう。この方法は数学や簿記などのように手を動かす勉強に最適です。

 

他にも日本史などの社会科目なら一問一答問題集や、論述問題などを解いて自分が吸収した情報を外部にアウトプットする練習をしましょう。

 

この時、一度忘れる時間を設けているのでなかなか思い出せないorスッカリ忘れているケースがほとんどだと思います。しかし安心してください。

 

この「思い出せない・・・なんだったっけなあ・・!!」と、一生懸命思い出そうとする作業がめちゃめちゃ大切なんです!! 思い出そうとすることで記憶を呼び起こす力が鍛えられますし、結果思い出せなくて答えを見たときに「あー!!思い出した!!」となる経験が印象深く脳に残ってくるんですよね。

 

なので思い出せなくて間違えた問題は必ずチェックして、数時間後・数日経ってから再び解きなおしましょう。こうすることで、少しずつ記憶の穴が埋まっていくんです。

 

思い出す学習のやり方2 覚えた内容を自分で自分に説明する。

思い出す学習2つ目のやり方は「覚えた内容を自分で自分に説明する。」です。もしくは友人や家族に説明しても大丈夫です。 

 

この学習方法がなぜ優れているのかというと、覚えた内容を「説明する」という作業をする中でアウトプットの練習になるだけでなく覚えていない箇所・忘れている個所のチェックを同時に実行できるんです。

 

だって、忘れている部分については説明したくてもできないですよね??こうして誰かに説明する中で言葉が詰まってしまった部分はあなたの記憶に「穴が開いている」部分です。発見したらすぐに教科書を見るなりして復習してください。

 

ちなみに日本史や倫理政経宅建、プレゼンなどはこの学習方法が最適だと思います。自分で覚えた内容を説明することができれば習得したも同然です。

1日で暗記する方法

ここまで紹介した暗記系の勉強法のコツをまとめると、

①まずは全体像を掴む

②その後に細かい知識を詰め込む

③細かい知識を覚えるときは語呂などを活用しよう。

④忘れる時間を確保する。

⑤忘れる時間を確保することとセットで思い出す作業を必ずする。

 

と、こんな感じです。大抵これらの工程①~⑤を終えると半日くらいかかります。けれどその半日の間には大量の情報を覚えることが出来るだけでなく、なかなか忘れない記憶に結びつきます。

 

そして時間が無くて「1日で覚えなければいけない」という人は①から⑤の1つずつの時間を短縮して高速でこなしてみてください。そうすればテストの一夜漬けなどでも十分に効果を発揮できるかと思います。

その他誰でもできる暗記法まとめ

ここからは番外編です。今日紹介した暗記法の他に、覚えるときに使える小技を紹介していきます。

青文字で書くと記憶に残りやすい

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一般的に赤色の文字を覚えるよりも青色の文字の方が記憶に残りやすいと言われています。

なので蛍光ペンやボールペンを使うときは青色の物をしようするとより記憶に残りやすくなります。

歩きながら覚えると暗記力が上がる。

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歩きながら覚えると暗記力がアップルするというのは、アナウンサーの福沢朗さんがバラエティー番組で話していたことを覚えています。

 

事実はどうか不明ですが、ずっと椅子に座って学習するよりもたまには立ち上がって歩きながら暗記をしてみるのもいいかもしれません。

夜寝る前に覚え、朝復習すると暗記できる。

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これはおそらく誰でもご存知かもしれませんが、暗記したい内容は夜にまとめてやるとといいと聞きますよね。

 

しかし、朝すぐ復習するというのは知っていましたか??夜覚えた内容を朝すぐ復習すると「忘れる時間を確保した」直後なので質の高いアウトプットの練習になるんです。

 

なので、どうしても覚えたい内容は念入りに夜暗記して、朝起きたらすぐに復習するように心がけてみましょう。

 

まとめ:暗記が苦手でもコツさえつかめば大丈夫。

ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。あなたの「暗記に対する苦手意識」は幾分緩和したでしょうか。

 

しかし残念なことにこの記事を読んでも明日になったらもう読んだことすら忘れている人が大半だと思います。実際に実践して行動できる人はごくわずかだと思います。

 

なので、この記事を呼んだ方は是非今回紹介した暗記方法を使って周りの人との差をつけてください!!

 

ライター:さいたま